今回はデュエットオカリナに関する話題。
前から「片手が埋まってしまっているときにでも吹ける笛」が欲しいな、と漠然と思ってたんですよ。
例えば、YAMAHA から出ている、片手用のリコーダー。
これは、体に障害があり両手でリコーダーを吹くことができない方のためのものですが、なぜか興味があったんです。
もちろん、片手で何かしているときにもう片手で笛を吹く、なんて機会はそうそうあるもんじゃないんですけどね。
前述の片手リコーダーはけっこう高価であるし、そうそう売っているものでもないし、そもそも私なんかが興味半分で手にしていいものとも思えない。
という訳で、興味はありましたが買うというほどでもなく、「そういうものもあるよね」「そういうものってほかにもあるのかな?」程度の認識でいました。
で、先日入手したデュエットオカリナ。
これは、片手で1オクターブ出るオカリナが2本くっついてて、両方のオカリナを一緒に吹くと和音が出せるというものです。
で、気付いたわけですよ。
「あっ、これ、片手で持って片方だけ吹けば、音域1オクターブの片手オカリナじゃない?」
って。
でも、普通に片手で持って、普通に片側だけ吹いたら、…これがなんともバランスが悪いんですよ。
最高音はすべての指を穴から離します。
両手でデュエットオカリナを持っていればなんてことないんですが、これが片手だと非常にバランスが悪い。
ちょっとこのままでは吹けない。
そして、どう持つとバランスがいいのか考えてみて、思いついたのがこの方法。
左手でデュエットオカリナ本体を鷲掴みにし、左手で右手側の指穴を塞ぐ方法です。
(※もちろん逆でも可)
薬指の指穴が若干遠いですが、慣れてしまえば問題ありません。
最高音を出すためにすべての指穴を開放しても、口と手のひらと小指でがっちりホールドしており、本体がブレたりすることもありません。
こうして、私は2つ(※右手用と左手用)の片手オカリナを手に入れたのです。
そのため、例えば、右手で子どもをだっこしながら左手でオカリナを吹くといったことも可能になりました。
ただし、0歳児をだっこしながらオカリナを吹くと、子どもがびっくりして泣きだしてしまうことがあるので注意が必要です。
また、3歳児をだっこしなだらオカリナを吹くと、子どもが「うるさい!」とか叫んでオカリナを叩き落とそうとすることがあるので、これも注意が必要です。
他に片手でなにかしてて、もう片手でオカリナを吹きたいシチュエーションってないものかな?
と、片手オカリナを手にしながら、その使用用途を模索するという本末転倒な状態におちいっているオカリナ太郎でした。
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