2012年8月1日水曜日

デュエットオカリナで使える音階について

オカリナ太郎です。

今回はデュエットオカリナ、特に N.C.Wデュエットオカリナ に特化した話題になります。

デュエットオカリナの吹き方はてみる屋さんデュエットオカリナ特設サイトを見るのが今のところ一番手っ取り早いと思います。
ですが、あちらのサイトに書いていないことをいつの間にか自分でやっていたので、ちょっとここにまとめます。

てみる屋さんのデュエットオカリナ特設サイトでは、N.C.W.デュエットオカリナで使用可能な音階として次の2つを紹介しています。

つまり…

左手 右手
ソ, @-@@@
ラ, @-@@O
シ, @-@O@
@-@OO @-@@@
@-O@O @-@@O
@-OOO @-@O@
ファ O-O@O @-@OO
O-OOO @-O@O
@-OOO
O-O@O
O-OOO
左手 右手
@-@@@
@-@@O
ファ @-@/@
@-@OO @-@@@
@-O@O @-@@O
@-OOO @-@O@
ド' O-O@O @-@OO
レ' O-OOO @-O@O
ミ' @-OOO
ファ' O-O@@
ソ' O-OOO

この2つの音階です。
まあ、詳しいことはてみる屋さんのサイトでもって確認してください。

ちなみに上の運指表ですが…
  • "O" は指穴開
  • "@" は指穴閉
  • "/" は指穴をちょっと開けたりして音程を調整。
  • 指は左右とも左から、親指、人差し指、中指、薬指の順。
  • 親指と人差指の間の "-" は特に意味なし。何かで間をとった方が見やすいかなと思ったので書いてみた。
  • 書いてないところはその音は出せない。
  • 右手も左手も書いてあるところは同じ音が出る。前後のつながりや和音の関係で都合のいい方を使えばいい。

と、以上のように読んでください。

で、ですね、私がデュエットオカリナを吹くときにはもう一つ音階を使っています。
それがこれ…

左手 右手
@-@@@
@-@@O
@-@O@
ファ @-@OO @-@@@
@-O@O @-@@O
@-OOO @-@O@
O-O@O @-O@@
ド' O-OOO @-O@O
レ' @-OOO
ミ' O-O@O
ファ' O-OOO

音階というか、運指というか、つまり、どの指でどの音を出している気分になるか、ってことですね。
もうちょっと専門的(笑)にいうと、どの音を基準音とするか、でしょうか?
運指が同じなら出る音は同じです。念のため。

3つの音階のうち、最初の音階は高音側の管を基準としたもの。
アルトD/G管 であればオカリナをG管とみなしていることになります。
2つ目の音階は アルトD/G管でいうところの実音を基準音としています。
アルトD/G管でこの音階で吹くと実音になるということです。

それに追加して紹介した3つ目の音階は低音管側を基準音としています。
これはアルトD/G管であれば、D管として使用するということ。

この音階の利点は、普通の単管オカリナの楽譜をそのまま流用しやすいことです。
普通の12穴単管オカリナの音域は「ラ,~ファ'」。
ここで紹介した3つ目の音域では「ラ,」「シ,」が足りませんが、音域が近いです。
最高音は同じ「ファ'」となるので、「ラ,」「シ,」が出てこない曲なら、そのまま楽譜見て演奏できるということです。
もちろん単音ですけどね…。

デュエットオカリナもいつもいつも和音を出しているわけではなく、単音での練習も必要なので、この音階も使えると、単音の練習をするための楽譜に困らないのではないかと思います。

ちなみにデュエットオカリナの運指表は 2012/06/23 の記事で公開中です。こちらも合わせてご覧ください。

以上、オカリナ太郎でした。

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